明けましておめでとうございます。
虹創旅団・団長の田中円です。
虹創旅団は2014年、挑戦に挑戦を重ねました。
虐待問題を扱ってみたり、新人作家にやらせてみたり、純和風に挑戦してみたり……痛い目を見ましたが、私の名前の由来である作家さんの言葉にこういう言葉があります。
「大切な人を失ったり、夢を失くしたり、挫折し、裸のお尻で地面に尻もちをついた人間が、自殺するか生きるか悩んで、それでも立ち上がったなら、なにより笑顔で立ち上がったなら、それを経験した人間だけが、真の芸術を創ることが出来る。真に生きることが出来る。」

今年の虹創旅団は、一昨年劇団最高の動員数を記録した「グスコーブドリの伝記」に続き、宮沢賢治先生の代表作である「銀河鉄道の夜」の上演に始まり、私の作家生命で最も重要な作品シリーズの最新作や、オリジナルを中心として、本気と書いてマジなラインナップでお届けいたします。
演劇とは魔法の奇跡を当然起こし続けなければならない芸術であり、演劇をやりたいなら人間をやめなさい、と申します。
誰が嘲笑おうと、誰が怒ろうと、ボロボロになろうと、私達は這い上がり、皆様の元へ参ります。皆様の笑顔の為、誰かが苦しい時にはそれを代わりに伝える為、私達はここにいるよ、そばにいるよと叫ぶ為。同じ時代を生きられて本当に嬉しいと伝える為に。
死力を尽くします。
今年も何卒虹創旅団を宜しくお願い致します。
お客様と一緒に、一緒に、素敵な作品を創りましょう!