2015年も大晦日になりまして、色々感慨深いものがございますね。
団長として今年一年の統括をして参りたいと思います。
『銀河鉄道の夜』２０１５年３月１１（水）～１５（日）
2014年は劇団としても2年目で大変試練の年でした。
ですから2015年は安定した経営をしたいと言うところから始まった公演で、私の中で目的としたのは「安定」した面白さ、を目指したつもりです。
出来上がったのは、詩的な公演でしたね。
なるべく宮沢賢治の詩的な言葉を生かすことを、目指しました。
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『ワンダーラスト』２０１５年６月１０日（水）～１４（日）
とにかくうちの劇団はここらへんから人不足に襲われています。
3年目だからでしょうか、色んな人間が出たり入ったりの繰り返しで、日々激動だなと感じています。
「みんな」で作るはずの演劇が、本当に少数精鋭で創られる日々が続いていますが、そんな中でも客演さんに助けられる公演でした。
この公演は私の作家としてのメインストリームである「勇者の見る夢」シリーズの一環です。あまりそういう大々的な宣伝はしませんでしたが、やはりマニアックでもありながら、オリジナル脚本は面白い、と一定の評価を得られたことは良かったなと思います。
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『My treasure!～聖ブレンダヌスの羅針図～』２０１５年９月９日（水）～１３（日）
私達の近年の作品は初日・二日目の出来がよくない、と言うことが続いていました。
それを打破すること、またワンダーラストはとてもマニアックでしたので、そうではない、一般向けの良いオリジナルの「ハッピーエンドの」作品を創ることに注力した作品でした。
おかげさまで初日からとても好評で、笑顔で返られるお客様をお見送りするうれしさを心から感じました。
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『クリスマス・キャロル』２０１５年１２月９日（水）～１３日（日）
クリスマス・キャロルは演目を決定するのに非常に困難を極めた作品でした。
少なくともオリジナルより楽したい、という私の希望をかなえたくて（制作を私も兼ねている為オリジナルが続くのは辛いんです）考え出された作品だったのですが、
原作小説を全てまず一旦訳して脚本化する、というとんでもなくめんどくさいことをしたこと、
また初心者として参加していた3名が交通事故やノロウィルス、その他の理由で2週間前に立て続けに倒れてしまったことで
劇団の存続にも関わるほどに大変な公演でした。
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と、まあこのような様々を乗り越えまして。
2016年へ向けていろんなことも動き出しております。
まずは3月公演「いつも君は私の隣にいる」に向けて、死力を尽くします。
いつもこの公演が最後だと思って、死ぬ気でやりたいと思っています。
ご期待ください。
今年一年、多くの皆様のご来場、また応援、ご協力、本当にありがとうございました。
虹創旅団・団長 田中円 ＆ 劇団員一同
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２０１６年３月公演「いつも君は私の隣にいる」のキャスト・スタッフ・お手伝いさんを募集しています！
締切り１月１１日まで。
あなたも舞台に挑戦してみませんか！
詳細→ 虹創旅団公式ＨＰ http://kosoryodan.com/stage/recruit-2/
